Switch2が「どこでも大画面」に!VITURE XRグラス&モバイルドック実機レビュー

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Switch 2になって画面サイズがアップし、テーブルモードでのプレイも以前よりずっと快適になりました。
でも、やっぱり思いきり遊ぶなら大きな画面でプレイしたいですよね。

とはいえ、リビングのテレビやモニターは家族が使っていたりして、なかなか自分のタイミングでゲームができない……。
そんな時に便利なのが、「VITURE XRグラス」と「VITURE Pro モバイルドック」です!

この2つのアイテムがあれば、どこでも目の前に大画面が出現。
リビングでも寝室でも、さらには旅先やカフェでも“自分だけのゲームシアター”が楽しめます。

さらに、「VITURE × 8BitDo Ultimate 2C Bluetooth コントローラー」を組み合わせると、操作のしやすさや携帯性もぐっと快適に。

本記事では、モバイルドックとコントローラーを実際に使ってみて感じた使い勝手や、外出先でのプレイ体験について詳しくレビューしていきます。

こちらの記事は、VITURE様より製品をご提供いただき、使用感をもとに感想をまとめています。

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2024年に発売された「VITURE PRO」のレビュー記事にてXRグラスでできることや日常での使い方について書いています。

2025年11月に新発売されたシリーズ「Luma・Beast」と言う新しいXRグラスについて、それぞれの特徴や選び方を紹介しています。

目次

テレビもモニターも不要!Switch2を場所を問わず大画面プレイに

まず、「XRグラスって何?」と思うかもしれませんが、XRグラスとは、メガネ型の小型ディスプレイのことで、装着するだけで目の前に大きなスクリーンが映し出されるものです。

このXRグラスは VITUREというブランドからも発売されており、さらにSwitch・Switch2の映像をXRグラスへ出力できるようにするための周辺機器として、「モバイルドック」 も提供しています。

XRグラスを、このモバイルドックに接続することで、ゲーム映像をXRグラスに映し出し、テレビや外部モニターを使わずに大画面環境を作ることが可能になるんです。

次の章では、その周辺機器である「モバイルドック」を使うと何がどう変わるのか?について具体的に解説していきます。

VITURE Pro モバイルドックを使うと何が変わる?

長時間プレイが可能に(外出先でのゲーム時間が伸びます)

VITURE Pro モバイルドック本体には、13,000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、Switch 2などのデバイスを充電しながらプレイすることが可能です。

家族がテレビを使っていても、XRグラスを接続するだけで一気にゲーム没入モードに早変わりです。

また、Switch以外にもSteam DeckやPCなど、USB-C映像出力対応のデバイスにも対応しているため、ゲームだけでなく動画鑑賞や作業用途にも活躍します。

特にSteam Deckは、XRグラスを直接つなぐと本体のバッテリー消費が早く、長時間プレイするとあっという間に充電が切れてしまうのが悩みどころだと思います。

ですが、モバイルドックを間に挟めば、Steam Deckを充電しながらXRグラスに映像を出力できるため、バッテリー残量を気にせず快適に遊べます。

外出先や電源のない場所でも、据え置き機のような安定したプレイ環境を実現してくれるのが、このモバイルドックの大きな魅力です。

13,000mAhの大容量バッテリーって、どのくらいすごい?
数字だけ見てもピンとこないかもしれませんが、これは一般的なモバイルバッテリーの中でも“中〜大型クラス”にあたります。スマートフォンならおおよそ1.5〜2回分のフル充電ができるレベルです。

ゲームや環境によって消費電力は変わりますが、私がXRグラスを接続した状態で、VITUREのモバイルドック(満充電)をSwitch 2に繋いでプレイすると、普段よりおよそ2〜2.5時間ほどプレイ時間が延びました。

2人で同時に楽しめる(シェア体験が可能)

当然XRグラスが2本必要ではありますが、モバイルドックを使えば、2台のXRグラスに映像を流すことができます。

たとえばソファで映画を観るときに家族や友だちと同じ映像を同時に視聴できるし、協力プレイや対戦を“同じ大画面”で楽しめます。

さらに、外出先・旅行先でホテルのテレビに繋ぐ必要もありませんし、電車や飛行機など長距離移動している時でも、2人で同じ時間を共有することができますよ。

XBOX、PS5などの出力にももちろん対応

VITURE Pro モバイルドックは、Switch以外にも、PS5やXBOX Series X/Sなどの家庭用ゲーム機との接続にも対応しています。

HDMI端子を備えているため、直接つなぐことが可能なんです。

もし、PS5やXBOX Series X/Sを無線接続で楽しみたい場合は、モバイルドックではなく、「VITURE Pro ネックバンド」の使用がおすすめですが、少しでも遅延が気になるという方や、より安定した映像出力を求める方は、このモバイルドックを一つ持っておくと安心です。

HDMIケーブル1本でシンプルに接続でき、映像も遅延も安定するので快適にプレイできます。

VITURE Pro モバイルドックの紹介

ここまでで、モバイルドックがあればどんなことができるかイメージしていただけたかと思いますので、ここで改めてモバイルドックの商品の同梱内容やスペックをご紹介します。

モバイルドックのスペックについて

項目内容
OSAndroid 13
メモリ (RAM)8GB または 12GB
ストレージ128GB または 256GB
無線LANWi-Fi 6E (802.11ax)
BluetoothBluetooth 5.2
バッテリー容量3,280mAh
バッテリー駆動時間(目安)クラウドゲーム/リモートプレイ:約4時間以上動画再生:約4時間以上
外形寸法折りたたみ時:158.8 × 123.8 × 45.6 mm展開時:225.3 × 158.8 × 37.6 mm
重量約170g(前モデルより約24g軽量化)
USB-C端子充電対応 (5V/2A, 9V/2A)USB 2.0互換のゲームコントローラー/キーボード/マウス接続に対応
主な機能の例Google Play対応(各種アプリインストール可)マルチスクリーン表示(最大3画面)3DoF・スムーズフォロー・アンビエントモードカメラ連動ハンドジェスチャー(ベータ)AIアシスタント「Vizard AI」(英語/日本語ベータ)
項目内容
外形寸法167 × 90.4 × 17.5 (mm)
重量約 359 g
対応機器Nintendo Switch/Switch 2/Switch OLED、PC、TVスティック、各種HDMI機器など
バッテリー容量13,000 mAh
バッテリー駆動時間(公称)– Nintendo Switch:最大 約8時間
– Steam Deck:最大 約4時間
– HDMI機器接続時:最大 約20時間

Nintendo Switch 2用 モバイルドックカバー

こちらは別売のアクセサリーですが、Switch2と直接装着できるカバーになっています。

このモバイルドックカバーを付けておくと、Switch 2 本体とドックがしっかり一体化するので、持ち運ぶときにバラけることがなく、とてもすっきりまとまります。

さらに、付属している 0.12m の短いケーブルが、このカバーを装着した状態だと長さがちょうどよく、もたつくことがありません。ケーブルが無駄に長くて邪魔になることもなく、接続したままでも扱いやすいのが気に入っているポイントです!

しかも、モバイルドックを常につけた状態だと重たいですが、モバイルドックを使わないときは、このようにケースの着脱ができるのが嬉しいポイントです!

ケースについて、欲を言えばですが、モバイルドックを接続したまま使えるスタンド機能が付いていたらさらに完璧かなと。
外出先でテーブルに置いてそのまま遊べると利便性がさらに上がるはずなので、もし今後そういうバージョンが出たら嬉しいな〜と思いました。

8BitDo Ultimate 2C コントローラーでより快適に

VITUREでは、純正アクセサリーとして、コントローラーの販売も行っています。
それが「VITURE x 8BitDo Ultimate 2C Bluetooth コントローラー」です。

8BitDoの信頼の操作性はそのままに、VITUREシステム向けにチューニングされたモデルのため、この記事では紹介していませんが、別売のアイテム「VITURE Pro ネックバンド」との互換性が確保されており、ネックバンド経由で操作する場合にも便利なアイテムです。

8BitDoとは?
中国・深圳(シンセン)を拠点とするゲーム周辺機器メーカーで、精度の高いスティック操作入力遅延の少なさ幅広いデバイス互換性で支持を集めています。任天堂純正Proコンと並ぶほどの操作感と信頼性を誇ります。

実際に使ってみてまず驚いたのは、ビルドクオリティの高さです。
質感も握り心地もよく、正直、純正プロコンと比べても遜色ありません。(ただし高級感に関してはプロコンに軍配は上がります)

しかも価格が、プロコンの定価 9,980円に対して 5,480円
半額に近いのに性能面で手を抜いている感じが全くありません。

ジャイロ操作、振動、連射機能、ボタンのマッピングといった機能はしっかり搭載されていて、実際のプレイ中も反応がよくストレスゼロ。

さらに、スティック部分がSwitch2本体とカラーを合わせたデザインになっているのも何気に嬉しいポイントで、セットアップ全体の統一感がめちゃくちゃ上がります笑

正直なところ、「もうこのコントローラーあれば他なくてもいいな笑」と思わせてくれた完成度です。

持ち運びセットとしての実用性

VITURE XRグラス、モバイルドック、そしてNintendo Switch。
この3つを一緒に持ち歩くと聞くと、少しかさばりそうな印象がありますが、割とコンパクトにまとまります。

まず、モバイルドックはわずか約180g前後。厚みもスマートフォン程度で、Switch本体よりもひと回り小さいサイズです。

VITURE XRグラスは約80gほどしかなく、ケースに入れても軽量。

Switch本体を含めた3点をすべて収納しても、合計でおよそ1kg前後に収まります。

私はSwitch2のポーチに、モバイルドックと、モバイルドックと接続するための短いケーブルを一緒に入れて持ち運んでいます。

女性の普段使いのトートバッグやリュックにも無理なく入るサイズ感ドックや電源アダプタを別に持つ必要がないので、ケーブル類も最小限で済みます。
ポーチひとつにまとめておけば、移動中でもサッと取り出して接続できるのが魅力です。

使ってみた感想

私がモバイルドックとXRグラスを使ってみて感じたのは、接続方法がとにかくシンプルでわかりやすいことでした。
ケーブルを挿すだけで映像がXRグラス側に出てくれるので、複雑な設定やアプリを立ち上げる必要がありません。

なんならSwitch2にケースをつけてモバイルドックを常に装着しておけば、XRグラスを接続するだけでいいんです。

しかも、画質・音質も文句のつけようがありません。

ですが、事前に知っておいてほしい点がいくつかあります。

まず、XRグラスでプレイする場合、Joy-Con は本体に取り付けたままでは使えません。
VITURE モバイルドックに接続すると、Switch が「テレビに出力している(ドック接続)状態」とみなされるからだと思われます。

そのためJoy-Conは取り外して使用するか、別途プロコントローラーや、「8BitDo Ultimate 2C コントローラー」などを使用する必要があります。

もう1つ気をつけたいのが、XRグラスに映る画面の挙動です。
モバイルドックで映像を映すと、画面が空間に固定されず頭の動きに追従してくる状態になります。

画面がずっと視界の正面に居続けるイメージです。

慣れないうちは酔いやすくなったり、目が疲れやすくなることがありますが、頭が動かない状態(横になった状態とか、椅子にもたれかかる)でプレイすれば快適ですよ!

いつかSwitchの画面が3Dof、6Dofに対応してくれる日が来たら、これを使ってリングフィットアドベンチャーをやってみたいなぁと思う今日この頃です

まとめ

携帯ゲーム機が普及した今、遊ぶ場所の自由度はぐっと広がりましたが、VITURE XRグラスとモバイルドックを組み合わせることで、その体験がさらに一段上がります。

ゲームモニターやテレビなど、必要な環境を整えなくても、自分の好きな場所をそのまま自分だけのゲーム部屋に変えられる。これは従来の携帯ゲーム機では得られなかった体験です。

また、長時間プレイを支えるバッテリーや、二人で同じスクリーンを共有できる機能、Steam Deck やPS5やXboxなどのHDMI機器にも幅広く使える拡張性など、どれもゲームをもっと「楽しく」「快適」にするための仕組みがしっかり考えられていると感じました。

テレビ・モニターの前に縛られず、でも妥協もせずにゲームを楽しみたい!そんな人にとって、今回のVITURE製品の選択はかなり有力だと感じました。

この記事が購入の参考になれば幸いです。

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2024年に発売された「VITURE PRO」のレビュー記事にてXRグラスでできることや日常での使い方について書いています。

2025年11月に新発売されたシリーズ「Luma・Beast」と言う新しいXRグラスについて、それぞれの特徴や選び方を紹介しています。

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