BIGBIG WON CHOCOは、BIGBIG WONから発売されたSwitch対応の有線&ワイヤレスコントローラーです。
BIGBIG WONは主に、コントローラーやゲーミングヘッドセット、モバイルゲーム用アクセサリーなどを製造・販売している中国のゲーム周辺機器メーカーで、なんといってもコスパの高さが特徴です。
他にも高機能のコントローラーはあるのですが、厳選して必要な機能が搭載され、4色ものカラー展開で目を引く「BIGBIG WON CHOCO」が発売されましたので、レビューいたします。
最初に結論から言うと、純正のコントローラーの機能はそのまま使える上に、高機能、かつデザインの良さが非常に優秀なので、純正を買おうか、サードパーティー製のものを買おうかで悩んでいる人には確実にオススメです。
ポチップ
製品仕様・内容物
- CHOCOコントローラー本体
- USB Type-A to C ケーブル
- アフターサービスカード
- 取扱説明書
| ブランド名 | BIGBIG WON |
| プラットフォーム | Switch/Windows/Android/IOS対応 |
| 接続方法 | ワイヤレス/有線 |
| 搭載機能 | ・ジャイロ機能 ・NFC ・振動機能 ・連射機能 ・背面ボタン2個 |
| バッテリー | 850mAh |
| 製品サイズ | 約15 x 10 x 4 cm |
| 製品重量 | 210g |
外観・デザインについて
比較する基準といたしまして、純正の「Nintendo Switch Proコントローラー」を用いてレビューしてまいります。
純正コントローラーのサイズ感や操作性の良さはお墨付きですので、純正のコントローラーか、このようなサードパーティー製のものを選ぶべきかで悩んでいる方にとっては、違いを知ることで購入の参考になると思います。
サイズ・重さについて
| 純正Proコントローラー | BIGBIG WON CHOCO |
|---|---|
| 縦10.6×横15.2×厚さ6cm | 縦10 x横15 x 厚さ4 cm |
| 246g | 210g |
サイズについては純正Proコントローラーと比較してほぼ違いはありませんが、重量については約30gの違いがあるので、持ち比べてみると、重さの違いが実感できます。
軽いコントローラーの方が、操作が軽快になり、細かい操作もしやすくなります。
ボタン配置について
このコントローラーはSwitchの純正コントローラーと同等の操作性で使用できるように作られています。
純正Proコントローラーとの違いは、ホームボタンとスクリーンショットのボタンの場所の違い、FNボタンの有無、それから背面ボタンがあるかどうかの4点です。
大きな違いではありませんので、普段のゲームプレイに何も支障をきたすことはありません。
カラーバリエーションについて
BIGBIG WON CHOCOは、ピンク、グレー、ブルー、グリーンの4色から好みのカラーを選択することができます。
どのカラーも淡いテイストでめちゃくちゃ可愛いですよね！
素材・質感について
純正Proコントローラーと比較して、安っぽい印象は全くありません。
純正Proコントローラーはツルツルとした触り心地に対して、BIGBIG WON CHOCOはサラサラとした感触です。
グリップ部分の裏側には、しっかりザラつきも入っているので、握り心地もよく、長時間プレイをしても疲労しません。
操作性について
スティック操作のしやすさと感度について
純正Proコントローラーと比べて違いはほぼ感じません。
スティックの倒しやすさ、動かしやすさ、とても良好です。
ボタンの押し心地
十字キーは、BIGBIGWONのコントローラーの方が厚みがあり、ふわっとした押し心地です。
「X A B Y」のボタンについては、ボタンのストロークは純正Proコントローラーと比べてあまり違いはないのですが、純正のものに比べてボタンを押した時の「パチッ」と感があるように思います。
「ZR ZL」のボタンについては、純正Proコントローラーではボタンを押した時パチパチ感があるのに対して、BIGBIGWONのコントローラーはふんわりとした押し心地です。
背面ボタンの操作性
背面ボタンには、ゲームごとに自分で好みのボタンやマクロ（エクセルのマクロと同じように、自分が行ったボタン操作を記憶させることができる機能です）を割り当てることができるようになっています。
例えばここにマクロで一連のコマンドを登録しておくと、背面ボタンを一回押しただけで格闘ゲーなどで難しい技を繰り出したりできるようになるわけです。
このボタンがちょうどグリップ部分にあることで誤作動しないかと心配だったのですが、ボタン自体がしっかりとした作りになっているので、ちゃんと意識してこのボタンを押さない限り誤作動することはありませんでした。
背面ボタンが4つ備わったコントローラもあるのですが、あまり複数あっても私は混乱するので笑、2つぐらいがちょうど良いなと感じます。
機能性について
Switchとの接続について
最初にBluetoothでSwitchと接続する時は、コントローラーのペアリングボタンを3秒長押しして接続することができます。
それ以降は、コントローラーを使用する際にコントローラーのホームボタンを3秒長押しするだけでOKです。
Switchをスタンバイモードもしくは電源を落とすと、コントローラーの電源も消えるので使い勝手も抜群です。
純正Proコントローラー同様にamiibo、ジャイロ機能も対応
機能面でBIGBIG WON CHOCOは、純正Proコントローラーの全ての機能を網羅しています。
上下左右動かして確認してみましたが、違和感を感じることなく、手にピッタリと寄り添って視点が動いてくれます。
また、amiiboにも対応していますので、純正と同様にコントローラー上でamiiboをスキャンして同様の機能を利用することができます。
アプリを使用して各種機能の設定ができる
BIGBIG WONコントローラー専用アプリを使用することで、以下の項目を簡単に設定することができます。
さらに設定した内容は、プロファイル別に管理ができるので、ゲームごとに切り替えて使用することができます。
- マクロ機能
録画開始を押してから、登録したいコマンドを押すだけで簡単に登録することができます。 - ボタンのマッピング・連射機能の設定
- ジョイスティックのデッドゾーン・応答曲線の設定
振動
振動の強さ別に「強・中・弱・振動なし」の4段階備わっており、「FNボタン + →」を押すたびに切り替わるようになっています。
好みに合わせて調整できるのと、コントローラーでささっと振動の強さを調整できるのはありがたいポイントです。
総評
操作性・機能面で純正Proコントローラーよりも劣っているなと感じたところは一つもありませんでした。
（強いて言えばバッテリーがBIGBIG WON CHOCOだと850mAhなのに対して、純正は1000mAhあることぐらいです。）
それどころか、BIGBIG WON CHOCOのコントローラーの方が重量も約30g軽い上に、デザイン面でもカラバリが豊富で可愛い。
また背面ボタンがあるので好きなボタンの割り当てが可能、もちろん連射もできます。
なので、もし純正か、サードパーティー製かでどっち買おうかと悩んでいるのなら、この「BIGBIG WON CHOCO」オススメできます。
ただ強いて言えば、価格面が一つデメリットかなと感じます。
どうしても安心感から純正を選ぶ人が多く、サードパーティー製を買うとなると純正よりももっと安いものを探す方が多いと思うのですが、あまり価格差がありません。（もちろん純正コントローラーよりは安いのですが）
あと価格が1,000円ほど安かったらなと個人的には思いました。
| 純正Proコントローラー | BIGBIG WON CHOCO |
|---|---|
| 7,678円（税込） | 6,999円（税込） |
最後に
以上レビューを書かせていただきましたが、個人的に、このデザインとカラー、ものすごく気に入っています。
今では純正コントローラーそっちのけで、ほぼこのコントローラーでゲームプレイしています笑
コントローラーにデザインなんて関係ない、と思う方もいるかもしれませんが、自分の気に入ったデザインのコントローラーだとやっぱり触りたくなりますし、ゲームしている時のモチベーションが違います。
しかもお部屋のインテリアにも合いますので、普段の気分も上がります。
特に女性ゲーマーの方や、彼女へのプレゼントにいかがでしょうか＾＾
