【完全比較】VITURE Luma・Beast 全モデル|違い・選び方・進化ポイントまとめ

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2025年11月18日に、VITUREから新しいXRグラスが登場しました。
ラインナップは「Luma」「Luma Pro」「Luma Ultra」「Beast」の、なんと4モデル!(※ Luma Proについては現在日本での発売はありません)

旧モデル「VITURE Pro」からどう変わったのか、そして自分にはどれが合うのか、正直、初めてXRグラスを買う人や機械にあまり詳しくない人だと選ぶの難しいですよね;

以前、VITURE Proをレビューをしたときに、その快適さと新しい技術に驚きましたが、今回のLumaシリーズ・Beastはそれを大きく超えてきた印象を受けました。

この記事では、「Luma Ultra」を所持している私が、2024年発売の「Viture Pro」を含む、全5モデルの違いとおすすめの選び方をわかりやすく整理してみました。

こちらの記事は、VITURE様より製品をご提供いただき、使用感をもとに感想をまとめています。

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新発売シリーズの中でも最上位モデルである「Luma Ultra」の使用レビューになります。併せてご覧ください。

目次

まずはざっくり解説!全5モデルの概要紹介

公式サイトのスペック表をもとに、XRグラス初心者でもわかりやすいポイントだけを抜き出して表にまとめてみました。

「スペックいっぱい見てもよくわからん!」という方は、まずはXRグラスを選ぶ際に重要となる「視野角」「画面サイズ」、そして裸眼でもグラスをかけられるかどうかが変わってくる「視度調整」の違いをチェックしてみてください。

※Beastについては現時点では1080pです。今後のアップデートで1200pに対応予定です

※ Luma Proについては現在日本での発売はありませんので参考程度にご確認ください

視野角とは?
かんたんに言うと「どれくらい広く映像が見えるか」という指標です。
数字が大きいほど、まるで映画館で見ているように包み込まれるような映像体験になります。

IPD(瞳孔間距離)と各モデルの対応範囲

次に、IPDの違いをグラス別に確認しておきましょう。

「これは一体何の値?」となったかもしれませんが、IPD(瞳孔間距離) とは、「左右の黒目の中心どうしの距離」のことです。

XRグラスの場合、この距離が自分に合っていないと、ピントが合わなかったり、なんとなく映像がぼやけて見えてしまいます。

成人の平均的なIPDはおおよそ 63mm前後 と言われていて、ほとんどの人は 55〜70mm くらいの範囲に収まります。
なので、上の表のとおり どのモデルも「大人の平均的なIPD」はしっかりカバーしている と思っていただいて大丈夫です。

IPDが一番広いのは Luma(ベースモデル)で、IPD広めの人はBeastや、Luma Proのラージサイズを選ぶのがお勧めです。

いちばん正確なのは、眼科やメガネ店で測ってもらう(メガネの処方箋に PD/瞳孔距離として記載されることが多いので、もし処方箋がある方はチェックしてみて下さい)ことですが、大まかに知りたいだけならスマホの測定アプリなどを使って測定してみて下さい。

VITURE Luma・Beastって旧モデルから何が変わったの?

進化ポイント① 解像度・画質・明るさの向上

※Beastについては現時点では1080pです。今後のアップデートで1200pに対応予定です

解像度が1920×1080(フルHD) から 1920×1200 にアップし、縦方向の情報量が増えたことで、より広がりを感じられるようになりました。

めちゃくちゃデカくなった!というわけではありませんが、やはり旧モデルに慣れていた私からすると、その違いは明らかでした。旧モデルに比べた時の満足感が確かに向上しています。

4Kライク」という表現は、実際の4K解像度ではなく、独自の光学設計によって4Kに近い精細感・クリアさを再現しているという意味です。Proでも十分高精細でしたが、Lumaシリーズでは輪郭や文字のシャープさがより安定し、全体的に映像の品質が向上しています。

さらに、Proでも不足を感じることはなかった「明るさ」がさらに強化されており、Luma Ultra/Beastでは屋外に近い環境でも見やすい設計になっています。

正直Luma Ultraの1500ニトという輝度は、室内でマックスにしてみると明るすぎるほどなので逆に明るさを下げて使うぐらいです笑

より明るくなったことで、proに比べてより色が鮮やかになったように感じられ、4kライクな映像美と合わさって、XRグラスでの体験がより上質なものになりました。

進化ポイント② 視野角の拡大

新モデルでは視野角が、VITURE Proの46°から最大58°まで拡大しています。
数値上ではわずかな違いに見えますが、これによって感じ方が大きく変わります。

実際に装着してみると、画面の端がより自然に視界の中へ溶け込み、映像への没入感が高まった印象を受けました。

特にゲームや映画を見ると、左右方向の広がりが増すことで臨場感がめちゃくちゃアップしてます!

進化ポイント③ サイズ/フィット感/デザインの進化

こちらはVITURE PROとLuma Ultraを比較した写真になります。

VITURE Luma Ultra は、3段階、傾斜調節できるテンプルが備わっています(動画参照)
このテンプルと、ノーズパッドによって、画面の角度・高さを細かく調整できるのが特徴です。

この2つを組み合わせることで、スクリーンの上下の見切れを防ぎ、自分の顔に最も合った「一番見やすい視界」に追い込むことができます。

微調整次第で長時間の快適さも大きく変わるため、装着後のチューニングは必須です。

進化ポイント④ Luma Ultraでは6Dof対応、Beastではグラス単独で3Dof対応に進化

XRグラスをかけると、レンズの中に映像が映し出されます。
通常、この映像は常に視線の中心に表示されるため、たとえば顔を左や上に向けても、映像が一緒に動いてついてくる、そんなイメージを想像してみてください。

つまり、「どこを向いても映像が目の前にある」状態です。

この方式だと、視線をそらしても常に映像が追いかけてくるため、長時間の使用では目が疲れやすく感じることがあります。

そこで登場したのが「3DoF(スリー・ディー・オブ・フリーダム)」機能です。

この機能によって、映像の位置が空間の中に固定されるようになり、顔を左右や上下に動かしても、映像がその場にとどまっているかのように見えるようになりました。

3DoF機能自体は、VITURE Proでも専用アプリを使うことで利用できましたが、今回新たに登場した「Beast」 では、シリーズで初めて グラス単体で3DoFに対応。

さらに、「Luma Ultra」では、アプリ使用により、3DoFを上回る6DoF にも対応しました。

6DoFでは、頭の向き(上下・左右・傾き)に加えて、身体の移動(前後・左右・上下)まで検知することができます。
つまり、自分が一歩前に進めば、映像により近づいたかのように見え方も自然に変わるんです。

モデル別の詳しい違いと選び方

ここまでProからの進化ポイントを中心に紹介してまいりましたが、じゃあ自分は実際どのモデルを選べばいいの?と思う方も多いと思います。

そこで、ここから、各モデルがどんな使い方や好みに向いているかを一つずつ丁寧にご紹介します。
自分にぴったりの1台を見つける参考にしてください。

① Viture Pro をオススメできる人

「できるだけ費用を抑えて、自分専用のスクリーンが欲しい」そんな方にぴったりなのが Viture Pro(旧モデル) です。

今回新シリーズが発売されたことで、セール時に値下がることが多く、お買い得に購入することができます。

家族がテレビを使っていても、これさえあれば自分だけの大画面で映画や動画を楽しめます。

135インチ級の映像が目の前に広がるので、ベッドやソファに寝転がりながらでも、まるでプライベートシアターのような体験ができます。

「まずはXRグラスを体験してみたい」という方には、今でも十分満足できるモデルです。

② Luma(ベースモデル) をオススメできる人

「価格はできるだけ抑えたいけど、せっかく買うなら新しいモデルがいい」
「気軽に持ち運べるXRグラスが欲しい」
そんな方におすすめなのが Luma(ベースモデル) です。

シリーズの中で視度調整の幅と、IPD(瞳孔間距離)の対応レンジが一番広いため、目が悪い方や、自分のIPDが平均より少し狭め・広めかな?という方でも、自分に近い見え方に合わせやすいのが大きな魅力です。

「最新モデルをお手ごろに体験したい」「視力が悪い方だから一番視度調整できるモデルが欲しい」という人にぴったりの、最もスタンダードな一台 です。

③ Luma Proをオススメできる人(日本未発売)

現状日本では未発売ですが、「見た目にもこだわりたい」「画面は少しでも大きめがいい」「将来の新機能にも期待したい」という方には Luma Pro がぴったりです。

私自身実物は見ていませんが、海外サイト・レビューによると、Luma Pro はマットな半透明や洗練されたシルエットで、実機レビューでも「よりモダンで着けやすいデザイン」と評価されています。

また、現時点では対応していませんが、今後6DoFに対応する可能性を有する製品となっています。

④ Luma Ultraをオススメできる人

Luma Ultraは、ただ「映像を観る」だけでなく、空間そのものを楽しみたい人にぴったりのモデルです。

シリーズ初の6DoF(シックス・ディー・オブ・フリーダム)対応によって、グラスを通して見える映像が、まるで物理的に本当にそこにスクリーンが実在するかのように感じることができます。

また、ハンドトラッキング機能にも対応しており、手を使った直感的な操作やジェスチャー入力も可能。
将来的なアップデートによる新しいインタラクションにも期待できます。

さらにマイクが本体に内蔵されており、外付けマイクを使わずに音声入力が可能です。
Luma Ultraのレビューでその音質も公開しておりますが、通話目的なら十分に使用できるクオリティですよ。

そして、このモデルを選ぶなら、「Proネックバンド」との併用がおすすめです。
というのも、ネックバンドを組み合わせることで6DoFやハンドトラッキングの精度が安定し、スマホなどの端末を介さなくても完結できるんです。

Luma Ultraのレビューをこちらの記事で公開しておりますので是非ご参照ください。

⑤ Beastをオススメできる人

「とにかく圧倒的な没入感を味わいたい!」という人におすすめなのが、Beastです。

これまでのモデルでは、3DoF機能を使うにはアプリや外部デバイスが必要でしたが、Beastではグラス単体で3DoFに対応しています。

さらに、視野角がシリーズ最大級。どの製品よりもさらに広大な映像が、目の前に広がるはずです。

また、Luma Ultra同様に、マイクが本体に内蔵されており、外付けマイクを使わずに音声入力が可能です。
オンラインゲームでのボイスチャットや、ビデオ会議やリモートワークでの使用など、グラスだけでできる幅が広がるのが魅力的ですね。

「とにかく大画面で、XRグラスをつけるからには、全力でどっぷり世界に浸りたい」
そんな人には、Beastが最適な選択だと考えます。

ただし、このモデルには視度調整機能が搭載されていないため、近視や遠視など視力補正が必要な場合は、度付きレンズインサートなどを別途購入する必要があります。

Proから乗り換える価値はある?

すでにVITURE Proをお持ちの方にとって、気になるのは「新モデルに買い替える価値があるか」ではないでしょうか。

私が考える「買い換えた方がいい人」はこうです。

  • 画質重視/大画面視聴を最優先にする人
    Luma はVITURE PROに比べて画面サイズが大きく、映像のディテール感が増しています。
  • 屋外や明るい場所で使うことが多い人
    最新モデル(特にLuma Ultra)は輝度が高いため、明るい環境で見やすさが向上します。
    サングラスをつけて散歩に行っている人などにはぜひお勧めしたいです。
  • 6DoFトラッキングやハンドジェスチャー操作を試したい人
  • 見た目・フィット感を重視する人
    Lumaモデルはフレームのデザインが一新されており、半透明デザイン・微調整機能が強化され、装着感が向上しています。

逆に「買い換える必要がない人」はこうです。

  • 現在の VITURE Pro に満足しており、用途が、家の中での動画視聴・寝ながら見られれば満足な人
    ほとんど頭を動かさず、固定した姿勢で映像を見るスタイルであれば、3DoF や 6DoF などの空間トラッキング機能による恩恵もほぼありません。

    もちろん最新モデルの「より大きく明るい画面」は魅力的ですが、そのために買い替えるにはコストがやや高めなのも事実です。

    今の視聴環境に不満がなければ、Pro を使い続けるという選択でも十分満足できるはずです。

まとめ

「どのモデルを選んでも、持ち運べる自分専用のスクリーンが増える」という体験は共通です。
あとは、どこまでの快適さや機能を求めるか、お財布との相談をしながら決めるイメージで大丈夫です。

「まずはXRグラスを試してみたい」「予算はできるだけ抑えたい」ならVITURE Pro や Lumaベースモデル、「せっかく買うなら新しい機能も楽しみたい」「没入感をとことん上げたい」という人は Luma Ultra や Beastという感じで、自分の使い方に一番しっくり来るところに寄せてもらえれば良いかと思います。

実際にXRグラスを使っていて感じるのは、1本持っているだけで「今日の自分時間、どう使おう?」という選択肢がぐっと増えて、ちょっとした心のゆとりが生まれるということです。

この記事が、XRグラス選びの参考になればうれしいです。

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