「時のオカリナのリメイクが出るらしいけど、結局いつ発売なの?」
「Switch 2専用?」
「名前はよく聞くけど、そんなに面白い?」
そんな疑問を持っている方も多いと思います。
2026年6月9日のNintendo Directで、『ゼルダの伝説 時のオカリナ(The Legend of Zelda: Ocarina of Time)』のフルリメイクが正式発表されました。
そして2026年9月8日に配信された「ゼルダの伝説40周年 Direct」で、発売日は11月5日(木)に決定。価格もゲームの中身も、まとめて公開されました。
そして『時のオカリナ』は、単なる懐かしの名作ではありません。
発売から25年以上経った今でも「ゲーム史上最高傑作」として名前が挙がることが多い作品です。
私自身、これまでたくさんのゲームを遊んできましたが、「なぜ時オカが特別なのか」と聞かれると、単純に面白いだけでは説明できないんですよね。
そこでこの記事では、
- 確定した発売日・価格と、Directで判明した新要素
- 時のオカリナがどんなゲームなのか
- なぜ今でも伝説的な評価を受けているのか(ゲーム面・ストーリー面の両方)
- 40周年デザインのSwitch 2本体は「買い」なのか
- 発売までに遊んでおく方法
を、私が実際に遊んできた感想も交えながら紹介していきます。
ストーリーの核心には触れないので、これから初めて遊ぶ方も安心して読んでください。
発売を楽しみにしている方も、初めて時オカに触れようか迷っている方も、判断材料になればうれしいです。

【最新】発売日は11月5日に決定!価格・基本情報まとめ
2026年9月8日の「ゼルダの伝説40周年 Direct」で、発売日・価格・ゲーム内容が一気に公開されました。
まずは確定した情報だけを表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ゼルダの伝説 時のオカリナ(The Legend of Zelda: Ocarina of Time) |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2専用(初代Switchでは遊べません) |
| 発売日 | 2026年11月5日(木) |
| 希望小売価格 | パッケージ版 8,980円/ダウンロード版 7,980円(ともに税込) |
| CERO | B(12才以上対象) |
| 開発の形態 | 一から作り直したフルリメイク。2011年の3DS版とは別物 |
| そのほか | amiibo対応/スマホ連携「ZELDA NOTES」対応/イベントシーンはフルボイス |
6月の発表では「2026年内」としか出ていなかったので、これでようやくゲームの予定が立てられます!笑
そして同じDirectで、「ゼルダの伝説」40周年デザインのNintendo Switch 2本体も発表されました。
こちらはソフトより一足早い10月29日(木)発売です。価格と「買うべきか」はこちらにまとめました。
Directで判明した新要素|”きれいになっただけ”ではありませんでした
今回のDirectでは、シリーズプロデューサーの青沼英二さんが実機をプレイしながら中身を見せてくれました。
その動画を見た印象を先に言うと、グラフィックを塗り直しただけのリメイクではありませんでした。
操作まわりが、今のゼルダに合わせてかなり作り替えられています。
| 項目 | N64版(1998年) | Switch 2版 |
|---|---|---|
| カメラ | 自由に回せない | グルグル回して見渡せる |
| ジャンプ | 崖に近づくと自動 | ボタンで自分でジャンプ |
| 移動 | 前転を繰り返して進む | ボタン長押しでダッシュ |
| セリフ | テキストのみ | イベントシーンはフルボイス。セリフ自体も追加 |
| 時間の流れ | 街の中では止まっていた | どこにいても時間が流れる |
| ハイラル城下町 | カメラ固定 | 自由に歩ける。裏路地なども作り込み |
| 道しるべ | なし | 新機能「時の軌跡」 |
| サウンド | ― | すべて刷新 |
| エリア移動 | ロードあり | あえてロードを残している |
カメラが回せなかったのは、64のコントローラーにスティックが1本しかなかったからだそうです。
言われてみればそうなんですよね…
ジャンプとダッシュが入ったことも含めて、ここは正直かなり大きい変更だと思います。
新機能「時の軌跡」で”次どこ行くんだっけ”がなくなる
今作から入る新機能です。
これまでどう冒険を進めてきて、次に何を目指すのかを、いつでも確認できます。
進めていくと大きなタペストリーの絵がどんどん埋まっていく、という遊びも入っているそうです。
個人的には、今回の発表でいちばんありがたいと思ったのがこれでした。
子どもの頃、何日か空けると目的をきれいに忘れて、ハイラル平原をぐるぐるさまよっていたので…笑
鼻歌でオカリナが吹ける(実物のオカリナも発売予定)
Switch 2ならではの遊びとして、鼻歌を歌うと、それに合わせてリンクがオカリナを演奏してくれます。
映像では「太陽の歌」を吹いて、夜だったハイラル平原が一瞬で朝になっていました。
さらに、ゲームを再現したオカリナがNintendo Storeで発売予定で、こちらは本物の楽器を吹いてもゲームが反応します。エポナの歌を吹いたら馬が来てくれる、というところまで見せてくれました。
正直、家族のいる部屋で鼻歌を歌うのはちょっと恥ずかしい気もします笑
ただ、音楽そのものが遊びになっていた時オカらしい拡張だな、とは思いました。
スマホ連携「ZELDA NOTES」に対応
『ブレス オブ ザ ワイルド』『ティアーズ オブ ザ キングダム』のSwitch 2 Editionで使えるスマホ連携サービスが、『時のオカリナ』にも対応します(スマートフォンアプリ「Nintendo Switch App」で利用)。
- 今日の記録
その日プレイした内容を時系列で振り返れます。写真はプレイ中に自動で撮影されます - うわさクエスト
スマホに出た写真を手がかりに、ゲーム内でその場所を探す遊び。ポイントを貯めるとオカリナの楽譜と交換できます - オカリナ演奏
スマホの画面で自由に演奏できます。楽譜は自分で作れて、QRコードにしてSNSで共有できます - 時のオカリナ検定
クイズに連続で答えるモード。全部で2,000問以上。挑戦は1日1回ですが、ゲーム内のルピーを使えば何度でも再挑戦できます
amiibo「こどもリンク」「こどもゼルダ」は2027年発売
新しいamiiboが2体登場します。使うと特別なお面が手に入るとのこと。
ただし発売は2027年なので、11月5日の発売日には間に合いません。ここは気長に待つ形になりそうです。
あえて変えなかったところもある
おもしろいと思ったのが、エリア移動のローディングをあえて残していると明言していたことです。
「原作らしさを踏襲して」という説明でした。
ここは賛否が分かれそうだな、と正直思います。
今の感覚だとロードは短いほどうれしい。でも、洞窟を抜けて少し待つ”あの間”があったから、場所が変わった感じがしたのも事実なんですよね。実際に遊んでみないと、どちらに転ぶかは分かりません。
まだ分かっていないこと・気になっていること
- 3DS版に入っていた高難易度モード「裏ゼルダ」を収録するかどうかは、まだ発表されていません
- ジャンプとダッシュが入ることで、原作の謎解きの手触りがどう変わるのか。
快適になるのは間違いないぶん、あの”じりじり進む感じ”が薄まる可能性もあります - フルボイス化。
うれしい反面、テキストを自分の頭の中で声にしていた人には好みが分かれるところだと思います
ちなみに、Directの終了後から「Nintendo Music」に今作の「タイトル画面」の曲が追加されています。
雰囲気を先に味わいたい方はぜひ。
40周年デザインのSwitch 2本体は「買い」?価格と注意点
「Nintendo Switch 2(日本語・国内専用) ゼルダの伝説 40周年 アニバーサリーエディション」が10月29日(木)に発売されます。
本体背面・ドック・Joy-Con 2にトライフォースの紋様をあしらった特別デザインです。
| 商品 | 発売日 | 希望小売価格(税込) |
|---|---|---|
| Switch 2 ゼルダの伝説 40周年 アニバーサリーエディション(日本語・国内専用) | 2026年10月29日(木) | 62,980円 |
| Switch 2 Proコントローラー(同デザイン) | 2026年10月29日(木) | 12,980円 |
| Switch 2 キャリングケース(同デザイン) | 2026年10月29日(木) | 3,980円 |
| (参考)通常のNintendo Switch 2 日本語・国内専用 | 発売中 | 59,980円 |
買う前に知っておきたい3つのこと
- ソフトは付いてきません。
『時のオカリナ』は別売りです。本体+パッケージ版で、合計71,960円になります - 通常の本体との差は3,000円。
日本語・国内専用の通常モデルが59,980円なので、デザイン代としてはかなり良心的だと思います - 本体とソフトの発売日は違います。
本体が10月29日、ソフトが11月5日。本体だけ1週間先に届く形になります
そのうえで、私なりの結論はこうです。
- これからSwitch 2を買う予定の人→ 3,000円差なら、こちらを狙う価値は十分あります
- すでにSwitch 2を持っている人→ 本体の買い直しはさすがに重いので、Proコン(12,980円)やキャリングケース(3,980円)だけでも十分に雰囲気は出ます
ひとつ気をつけたいのが、入手のしやすさ。
Switch 2は発売当初、マイニンテンドーストアで抽選販売が行われていました。40周年デザインも人気が集中しそうなので、販売方法のアナウンスはこまめに確認しておいたほうが安心だと思います。
そのほかの40周年の発表(ゲーム以外)
- 実写映画『ゼルダの伝説』/2027年4月30日に全世界で劇場公開。副題なしのシンプルなタイトルです
- ゼルダの伝説40周年コンサート/日本は2027年1月の東京公演を皮切りに全国へ。海外は2月シカゴ、4月ロンドン、5月メルボルンから順次
- ニンテンドーミュージアム/9月9日から入館証が40周年の特別デザインに。11月5日からは「マスターソード」のフォトスポットも登場予定
- Nintendo Today!/9月9日からゼルダのカレンダーアニメが新しくなり、コレクションカードの配布も始まります
そもそも『時のオカリナ』ってどんなゲーム?【未プレイ・うろ覚えの方へ】

ここからは「名前は知ってるけど中身はよく知らない」「昔すぎて記憶があいまい…」という方向けに、原作がどんなゲームなのかを紹介します。
ちなみに私は、子どもの頃にN64でプレイしました。
当初は敵が怖かったりしてなかなかクリアできなかったのと、エポナに乗って走るだけでも楽しくて、私にとって特別な一本として記憶に残っています。
1998年、ゲームの「当たり前」を作った1本
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は、1998年11月21日にニンテンドウ64(N64)で発売された、任天堂のアクションアドベンチャーです。
大きかったのは、これがゼルダシリーズ初の3D作品だったことです。
それまで真上から見下ろす2D画面だったゼルダが、一気に「自分がその世界に立っている」3D空間になりました。
今でこそ3Dゲームは当たり前ですが、発売当時は「本当に自分が冒険しているみたいだ」と驚いた人が多く、ゲーム業界に大きな影響を与えた作品として知られています。
物語の舞台とあらすじ(ネタバレなしのさわりだけ)

舞台は、剣と魔法のファンタジー世界「ハイラル王国」。
主人公は、コキリの森に暮らす少年リンクです。
ある日、相棒の妖精ナビィに導かれて森を飛び出した彼は、世界を闇に染めようとする魔盗賊ガノンドロフの野望を止めるため、伝説の宝「精霊石」を求めて旅に出ます。
そして本作最大の仕掛けが、「時を超える」冒険であること。
「時の神殿」で伝説の剣マスターソードを手にしたリンクは、少年時代と、成長した大人時代を行き来しながら物語を進めていきます。
子どもの姿だからこそ通れる道、大人だからこそ挑める試練
――この”時間”そのものが冒険の核になっている構造が、時オカならではの面白さでした。
タイトルの「オカリナ」も、ただの飾りではありません。
覚えたメロディを奏でることで天候を変えたり、遠くへワープしたり、物語が動いたり。
音楽が世界とつながっているこの感覚が、子ども心にすごく不思議で、私はここが一番好きでした。
まず数字で:なぜ”史上最高傑作”と呼ばれるのか
「名作なのは分かったけど、ちょっと大げさじゃない?」と思う方のために、まず評価の事実を数字で押さえておきます。
- 週刊ファミ通で、史上初の「40点満点(クロスレビュー)」を獲得。
それまで誰も届かなかった満点を、時オカが初めて記録しました。 - 世界累計約760万本を販売した、N64を代表する大ヒット作です。
- 海外のレビュー集計サイトMetacriticでスコア99という、今もほとんど破られていない評価。各メディアの「史上最高のゲーム」ランキングでも常に上位で、1位に挙げられることも珍しくありません。
数字だけ見ても、懐かしさ補正だけで残っている作品ではないのが伝わると思います。
では、なぜここまで高く評価され続けているのでしょうか。
具体的に”中身の何”が支持されてきたのか、ここから掘り下げていきます。
時のオカリナは、何がそんなにスゴかったのか
時オカが「ゲームの教科書」と呼ばれるのは、ひとつの目玉機能だけでなく、3Dゲームに必要な発明をいくつもまとめて実現してしまったからです。代表的なものを順に見ていきます。
① Z注目システム ―― 時代劇の”殺陣”から生まれた発明

時オカを語るうえで外せないのが、「Z注目(ロックオン)システム」。
Zボタンを押すと、敵にカメラと照準を自動で合わせ続けてくれる仕組みです。
「それの何が便利なの?」と思うかもしれません。
ただ、当時の3Dゲームは、自分でカメラを動かしながら敵を狙うのがとにかく難しく、そこが一番のストレスでした。時オカはこのZ注目で「狙う」をワンボタンに落とし込み、戦闘も謎解きもぐっと快適にしています。
面白いのは、この発想が京都の撮影所で時代劇の”殺陣”を研究して生まれたという逸話。
一対一で向き合い、間合いを計り、ここぞで斬り込む――あの緊張感をゲームに移したそうです。
そしてこの仕組みは、のちの3Dアクションの事実上の標準になりました。
今あなたが遊んでいる3Dゲームのロックオンも、たどっていけばここに行き着きます。
② ロードのない”ひとつながりの世界”と、馬で駆けるハイラル平原
当時多くのプレイヤーを驚かせたのが、継ぎ目(ロード画面)の少ない、ひとつながりの広大な世界でした。
中心に広がる「ハイラル平原」はとにかく広くて、「本当に冒険してる…!」と前のめりになります。
しかも大人時代には愛馬エポナにまたがって、その平原を風を切って駆け抜けられました。
私はストーリーそっちのけで、用もないのにエポナで平原をぐるぐる走り回っているだけで楽しかったのを覚えています。
「目的地まで自分の足と馬で移動する」今では当たり前のこの体験が、当時はちょっとした感動でした。
③ 立体空間をフル活用した、ダンジョンの謎解き

ゼルダといえば謎解きですよね。
時オカは「3Dになったからこそ解ける謎」をたくさん用意してきました。
たとえば水位を上げ下げして道を作る「水の神殿」、廊下そのものがねじれて上下左右の感覚が狂う「森の神殿」など、高さ・奥行きを使ったギミックが満載です。
私も初めて遊んだときは難しすぎて、分厚めの攻略本を片手に必死に攻略していました笑
新しいアイテムを手に入れるたびに「そういうことか!」と世界が広がっていく感覚があって、これは今遊んでもちゃんと面白いです。
④ 昼が来て、夜が来る ―― “生きている世界”
時オカの世界には、昼夜のサイクル(時間の流れ)があります。
日が暮れれば店は閉まり、平原には骸骨の魔物スタルベビーが地面から這い出してくる。
朝になればまた景色が変わる。
NPCにも生活があって、世界が”自分とは関係なく動いている”感じが当時は本当に新鮮でした。
正直、子どもの頃は夜の平原に湧くスタルベビーが怖くて、暗くなる前に急いで街へ戻っていました笑
それくらい世界が”生きている”と感じさせてくれる作りでした。
⑤ 音楽が「BGM」ではなく「ゲームそのもの」

作曲は任天堂サウンドの巨匠・近藤浩治さん。
時オカの音楽が語り継がれているのは、ただ流れているBGMではなく、プレイヤーが自分で”演奏する”ゲームシステムそのものになっているからです。
「ゼルダの子守歌」「サリアの歌」「エポナの歌」「時の歌」
覚えた曲をオカリナで奏でると、扉が開いたり、時間や天候が動いたり、物語が進んだりします。
操作と音楽体験が一体になっているので、メロディがそのまま思い出として残るんですよね。
今でもふとした拍子に頭の中で「時の歌」が流れることがあるくらい、私の中に深く刻まれています。
⑥ 本筋に関係ないのに作り込みすぎな”寄り道”
名作の証は寄り道の豊かさにもあります。
象徴的なのが釣り堀で、本編とほぼ関係ないのに異常なほど作り込まれているんですよね。
本編そっちのけで釣りばかりしていた人も多かったはず笑
こういう「やらなくてもいいのに楽しい」寄り道も、時オカの魅力のひとつでした。
ストーリー・物語面はどう評価されたのか(ネタバレなし)
時オカはストーリー面でも長く語り継がれている作品です。
核心には触れずに、何が評価されてきたのかをお話しします。
“時間”そのものがドラマになる
時オカの物語の幹は、少年リンクが大人リンクへと「成長」していくこと。
そして、子ども時代と大人時代を行き来する構造が、単なるギミックで終わっていないのが見事でした。
伝説の剣を抜いたリンクは、7年もの歳月を飛び越えて大人の世界で目を覚まします。
自分は一瞬眠っていただけなのに、世界は7年ぶんしっかり変わってしまっている…
かつて遊んだ場所、出会った人たちが、その歳月のぶんだけ姿を変えているんですよね。
この「時の重み」を、プレイヤー自身が肌で感じられる作りになっていました。
成長と喪失、そして語り継がれる”余韻”
だからこそ時オカの物語には、冒険のワクワクの裏側に、「失われた時間」「戻れない子ども時代」への切なさがそっと同居していると感じました。
明るいだけのおとぎ話ではなく、成長すること・大人になることのほろ苦さまで描いている。
子どもの頃に遊んだときと、大人になってから遊んだときで印象が変わる作品なんですよね。
容量も表現力も限られた1998年に、これだけ奥行きのある物語と忘れがたい余韻を残したこと自体がすごいことだと思います。遊び終えたあと、しばらくあの世界の余韻から抜け出せなくなる。それが時オカの物語の力でした。
正直に言うと、気になる点もある
歴史的名作とはいえ、人を選ぶ部分もあります。
- 「水の神殿」は名物の難所
水位の上げ下げと、そのたびのアイテム(鉄の靴)の付け替えが煩雑で、苦手になる人が多いんですよね…
私も、初プレイのときは水の神殿でまんまと迷子になって、何度放棄しようとしたことか笑
リメイクでこのあたりが今風に快適になるかは、地味にすごく気になっています。 - 意外とホラー要素が強め
大人時代の城下町、井戸の底、闇の神殿など、子どもの頃の私が本気で怖かった場面がいくつもあります。
ホラーが本当に苦手な方は、そこだけ注意が必要です。 - そして大前提として、ベースは1998年の作品です。
近年の『ブレス オブ ザ ワイルド』のような”どこへでも行ける完全自由”とは設計思想が違い、ダンジョンを順番に攻略していく構成でした。ここを期待しすぎると、方向性のギャップを感じるかもしれません。
とはいえ、これらは「だから名作じゃない」という話ではなく、むしろリメイクでどう手が入るのかを楽しみに待つポイントでもあります。
3DS版『時のオカリナ 3D』との違いと「一から作り直し」の意味
実は時のオカリナは過去に3DS版でリメイクが発売になっています。
2011年の3DS版でも、十分きれいだったけれど…

実は時オカは、2011年6月16日に『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』としてニンテンドー3DSでリメイク済みでした。
- グラフィックを一新して色鮮やかに
- 3DS下画面でマップ・装備・オカリナの曲をサッと確認できる操作性アップ
- ジャイロセンサーで弓やパチンコの照準を直感的に
- 高難易度の「裏ゼルダ」も収録
当時遊んでいて、N64版を知る人が「ここまで遊びやすくなるのか」と感じたほど丁寧な作り直しでした。
ただ今回のSwitch 2版は、報じられているところでは3DS版の流用ではなく“ground-up(一から作り直し)”のフルリメイクとのことです。
3DS版とはっきり差別化するため、Switch 2のグラフィック性能に合わせてゼロから構築されると見られています。
あの世界が今の映像でよみがえると思うと、これは期待してしまいますよね…!
「原作通り」じゃないかも?という声も

公開されたティザー映像をめぐって、ファンの間では「これ、ただの移植リメイクじゃなくない…?」という声も出ています。
たとえば事実として、映像では眠るリンクの手の甲に「勇気のトライフォース」が光って見えます。
ところが原作では、子ども時代のリンクはまだトライフォースを持っていません。ここから、
- ストーリーに原作になかった要素が加わるのでは?
- 実は別の場面(物語の後)を描いているのでは?
- 単に”資格を持つ者”を示す演出なのでは?
といった考察・憶測がRedditを見ると飛び交っています。
あくまで現時点では映像から読み取った推測の域を出ないので、「ストーリーが変わると確定したわけではない」点は押さえておいてください。
私としては、思い出をなぞるだけじゃない”新しい時オカ”になる可能性にワクワクする一方で、「原作のあの余韻はそのまま残してほしいな」という気持ちも半分くらいあります。
【2026年9月9日 追記】
その後のDirectで実機映像が公開され、コキリの森 → デクの樹サマ → ハイラル平原 → ハイラル城下町という原作どおりの流れが確認できました。青沼さんの説明も「現代の解釈と技術によって蘇らせる」というもので、物語をまるごと作り替えるという話は出ていません。
ただし、ティザーのトライフォースについて公式の説明はありませんでした。
一方で「キャラクターのセリフは、そのキャラクターらしさがもっと出るように結構追加している」とは明言されています。骨組みは原作のまま、肉づけが増える——今のところは、そう受け取っておくのがよさそうです。
Switch 2は必須?発売を待つ間に”今すぐ”時オカを遊ぶ方法
発売日は11月5日。残り2か月弱です。
「待ちきれない!」「リメイクをプレイする前にもう一度原作をプレイしておきたい!」という方へ。実は今すぐ原作に触れる方法がちゃんとあります。
- Nintendo Switch Online+追加パック
追加パックの「NINTENDO 64」アプリで、オリジナルのN64版『時のオカリナ』が今でも遊べます。
手持ちのSwitchがあれば、追加投資はサブスク料金だけ。 - ニンテンドー3DSの『時のオカリナ 3D』
3DS本体が手元にあるなら、操作性が改善されていて初プレイにもやさしい一本。
中古で探す形にはなりますが、立体視ならではの奥行きも楽しめます。
リメイクを最高の状態で味わうなら、先に原作(N64版か3DS版)を一度クリアしておくのがおすすめです。
「あの場面が現代グラフィックでどう生まれ変わるんだろう」という視点が加わって、発売日の楽しみが何倍にもなります。
こんな人におすすめ!
ここまでを踏まえて、今回のリメイクはこんな人に向いています。
- 3Dゲームの”原点”を、現代のグラフィックで体験してみたい人
- 名前は知っているけど時オカを遊んだことがない人(リメイクは初プレイの絶好のきっかけです)
- N64・3DSで遊んだ思い出の世界がよみがえるのを見届けたい人
- Switch 2を持っている/買う予定の人(本作はSwitch 2専用。初代Switchでは遊べません)
- ゼルダシリーズが好きで、シリーズのルーツと名曲の源流を押さえておきたい人
逆に、「最新のオープンワールド級の自由度・ボリュームを期待している人」は、原作がベースである以上、近年の『ブレス オブ ザ ワイルド』『ティアーズ オブ ザ キングダム』とは方向性が違う点だけ頭に入れておくと、ギャップなく楽しめます。
最後に
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイクは、2026年11月5日(木)発売。
パッケージ版8,980円、ダウンロード版7,980円(税込)です。
40周年デザインのSwitch 2本体は、一足先に10月29日(木)に出ます。
改めて振り返ると、時オカはZ注目・シームレスな世界・立体的な謎解き・生きた世界・音楽システムといった3Dゲームの土台をまとめて発明し、その上で”成長と喪失”という大人びた物語まで描ききった作品でした。
昔から名前だけは聞いていたという方も、この記事で「ちょっと遊んでみたいかも」と思ってもらえたならうれしいです。
そして今回のDirectで、中身が”きれいになっただけのリメイク”ではないこともはっきりしました。
カメラ・ジャンプ・ダッシュ・フルボイス・「時の軌跡」と、遊びやすさは今のゼルダにしっかり寄せてあります。
その一方で、エリア移動のロードはあえて残す。どこを変えてどこを残すか、かなり意思のある作り方だなと感じました。
正直に言うと、原作を知っているぶん「あの手触りまで変わってしまわないかな」という不安もゼロではありません。
そこは実際に遊んでから、この記事でまた率直に書きますね。
発売日まではまだ少しあります。待ち時間が長く感じるなら、ぜひNintendo Switch Onlineや3DS版で、いま一度(あるいは初めて)原作の世界に触れてみてください。
私が神殿で迷子になって泣いたあの世界が、11月5日にどう生まれ変わるのか。一緒に楽しみに待ちましょう!

