- 原神を大きな画面でプレイしたいけど、PS4はもってないしPS5は売ってないしゲーミングPCもないという方
- iPhoneでやるには容量を圧迫しすぎて困っている人
- 普段はPCやPS4/PS5で普段プレイしているけど、外出先でも大きな画面でプレイしたい方
以上のいずれかに該当する方が行き着く先は「iPad」なんじゃないかと思います。
わたしは普段PS5でプレイしていますが、外出先や、PS5を設置していない部屋でささっとやりたいときにiPadでプレイしています。
ゲーム機やPCでやるのがベストだとは思いますが、持ち運べる手軽さと、PCやゲーム機を起動する手間がほぼ無いっていう点でかなり愛用しています。コントローラーを繋げばかなりの快適さです。
iPadで原神をプレイするならどの端末を選べばいいのか、実際にiPadで快適なプレイができるのかについてお話しいたします。
原神
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【2022年】オススメのiPad端末はズバリ「iPad Pro 11インチ」
原神をプレイするのに私が選んだiPadは、M1チップが搭載された『iPad Pro 11インチ 第4世代(2021年発売)Wi-Fiモデル』です。
なぜこの端末を選択したのか、その理由を解説いたします。
ちなみに10月26日に発売した最新版は、チップ性能が向上したのと、イラストを描く人ぐらいしか使わないであろう「Apple Pencilによるポイント」という機能が追加になっただけです。
買うなら最新版じゃないと嫌!という人を除き2021年モデルで余裕で十分だと思いますが、価格差7,000円(11インチ128GBの場合)なのでどちらを選ぶかは財布とご相談ください。
スピーカーが4つあるので、包み込まれるような音質でプレイできるから
常にイヤホンやヘッドホンでプレイする方は気にならないかと思いますが、iPadでは、Proモデルだけスピーカーが4つ搭載されています。
ちなみにiPad AirとiPad miniは下の画像の位置に2箇所スピーカーがあります。
無印iPad(9世代)と、カラフルになって登場したiPad(10世代)ではスピーカーの位置が下の画像の位置に2箇所なので、画面横向きでプレイすると片側からしか音が出ません。
iPad Air、iPad mini、無印iPadでも音質は文句なしのクオリティではありますが、スピーカー2つと4つとでは、やはり音の広がり方が違います。
ゲームプレイ以外にもyoutubeやアマゾンプライム、Netflixなどを鑑賞したかったので、やはりスピーカー4つのほうが良いなと思いました。
原神の容量は「約15GB」なので、Proモデル以外の吊るしモデルである64GBだと心もとないから
原神の容量は、Ver2.5現在「約15GB」です。かなりの容量ですよね笑
となると、iPad Air、iPad mini、無印iPadを考えているのであれば、選べる容量は「64GB」or「256GB」になります。
値段はそれぞれ下の表を参照してください。
原神のためだけに端末を購入するのなら64GBでも十分だと思いますが、他のゲームも容量気にせず入れたいですよね。
となると、各モデルを64GB→256GBにするとなると、あと少し頑張ってiPad Proを選択してもいいんじゃないかと考えました。
ストレージ容量を優先するかスペックを優先するかだったら、ゲーマーの皆さんならもちろん前者ではないでしょうか笑
※以下の価格表は全てWi-Fiモデルの価格です。(2022年7月に価格改定となりました)
端末 | 64GB | 256GB |
---|---|---|
iPad Air 5 | 84,800 | 106,800 |
iPad mini | 72,800 | 94,800 |
無印iPad(9世代) | 49,800 | 71,800 |
無印iPad(10世代) | 68,800 | 92,800 |
端末 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|---|
iPad Pro 11インチ 2021年 | 117,800 | 132,800 | 162,800 | 222,800 | 282,800 |
iPad Pro 12.9インチ 2021年 | 159,800 | 174,800 | 204,800 | 264,800 | 324,800 |
iPad Pro 11インチ 2022年 | 124,800 | 140,800 | 172,800 | 236,800 | 300,800 |
iPad Pro 12.9インチ 2022年 | 172,800 | 188,800 | 220,800 | 284,800 | 348,800 |
64GBは最近のアプリゲーを何個もインストールすると、わりとあっという間なので、やはり最低でも128GBはほしいですね。
iPad Proだけが『120Hz』に対応しているので、究極に滑らかなゲーム体験をしてみたかったから
2017年以降発売されたiPad Proには「ProMotionテクノロジー」と呼ばれるディスプレイが搭載されており、これによりリフレッシュレート120Hzの出力が可能になりました。
(ちなみにiPad Air、iPad mini、無印iPadは60Hzです。)
リフレッシュレートとは?
「1秒間に画面が何回切り替えることができるか」という数字で、大きいほどディスプレイの動きが滑らかになります。
つまり、ゲームでの動きが滑らかになるので、特にシューティングやアクションゲームをしたときにその違いは顕著です。
しかし注意していただきたいのは、120Hzに対応しているからといって、常に原神を120fpsでプレイするのは、iPadにかなり負担をかけてしまうことになります。バッテリーの減りも早いです。
ですので120Hzに対応しているという理由だけでiPad Proを選択したわけではありませんが、せっかく原神がVer2.2のアップデートで120fpsに対応したので体験してみたい気持ちがありました笑
外出先でも不自由なくプレイできる「11インチ」をチョイス
持ち運びをするとなるとiPad miniが最強ではあります。
が、せっかくiPadで原神するなら極力大きな画面でやりたいので、持ち運びすることも考慮した上で最大のサイズ11インチを選択しました。
さすがに12.9は、まずそれが入るサイズのカバンも用意しないといけませんし、それに重いです。
ちなみにiPad Pro 11インチ(Wi-Fiモデル)の重さは466g、12.9インチだと682gです。
ただし、一つ注意していただきたいのは、このサイズだとスマホでやるときのように端末を手で持ってプレイ、というのは個人的にはしんどいので、別途コントローラーが必要です。
(11インチでもタッチ操作に慣れれば大丈夫!という方もわりといらっしゃるので人によりますが、女性プレイヤーとして私はタッチ操作やりにくいです)
よって、出張などで持ち運びするときは、端末とコントローラーとを持ち運ぶ必要があります。
Wi-FiモデルかCellularモデルかはご自身の用途に合わせて
私の場合は、iPadで原神する場所が大体限られており、それぞれWi-Fi環境がありますので、Wi-Fiモデルを選択しましたが、もし場所選ばずにプレイしたい人や予算に余裕があるのであれば、Cellularモデルにして、『povo2.0』を契約するのが最も良いのではないかと思います。
povo2.0なら、基本料0円で、使いたい時だけ、使いたい分だけギガを購入することができます。
これまではCellularモデルにすると毎月の費用が地味に痛手でしたが、povo2.0を活用することで、より一層便利にiPadを使用することができると思います。
経済的に厳しい場合は「Apple公式の整備品」がオススメ
整備品とは?
簡単に言えば中古ですが、返品されたものをAppleが外装交換したりクリーニングしたりバッテリーを交換してくれたりと、まるで新品同様の品質のものを指します。
1〜2万円ほど定価より安く買えるため、人気のモデルは掲載されてもすぐ売り切れることがあるので要注意。
ここまでiPad Pro 2021を一押しする理由を説明してきましたが、やっぱりお高いですよね。
そこで、予算の都合で難しい場合は、iPad Proの、さらに過去モデルがオススメです。
2017年以降発売されたiPad Proであれば、120Hzの環境でゲームプレイすることも可能ではあります。(が、かなり端末への負荷は激しいのでご注意)
ぶっちゃけiPad Airをこれから購入するよりもコスパかなりいいと思います。
2018年or2020年に発売されたモデルがオススメです。
2021年モデルと比べると、搭載されてるチップがM1じゃないという点や、バッテリー持ちなどがやはり変わってはいますが、コスト面を極力抑えたい方は整備品をご検討ください。
- iPad Pro 11インチ 第1世代(2018年10月発売モデル)
- iPad Pro 11インチ 第2世代(2020年3月発売モデル)
- iPad Pro 12.9インチ 第3世代(2018年10月発売モデル)
- iPad Pro 12.9インチ 第4世代(2020年3月発売モデル)
Magic keyboardは使えるの?
PC版のようにキーボード入力でのキャラクター操作は現状できません。
※フレンドとのチャットを入力することはできます。
実際にiPadでプレイして思うこと
タッチ操作はやりにくいのでコントローラーでのプレイを推奨
iPad miniであれば、スマホ時のプレイと大差ないと思うのですが、画面が広い分指の移動距離がわりとあるのでやりづらさを感じました。
慣れれば快適という方もわりといらっしゃいますので一概にはいえませんが、コントローラーがあるにこしたことないかと思います。
ちなみにわたしは普段PS5のDualSenseコントローラーをBluetooth接続して使用しています。
60fpsと120fpsの違いはあまり感じない
30fpsと60fpsでは、誰がみてもその違いに気づくというレベルでわかります。
ところが60fpsと120fpsでは、個人的主観ですが、見比べても正直違いが分かりません笑
60fpsの時点で十分綺麗なんですよね。
画面サイズがもっと大きくなると、その違いはもっと明らかになるのかもしれませんが、原神のアニメ長のグラフィックにおいて120fpsでやる恩恵は感じられませんでした。
だからといって、「じゃあiPad Proじゃなくてもいいやん」というわけではなくて、スピーカーの音質や、端末容量を考慮した上で選択するようになさってください。
(120fps時をのぞき)遅延や重さなどは全くありません
さすがに画質を最高にして、さらにフレームレートを120fpsの状態でプレイすると、戦闘中にかくつきがちょくちょく起こります。
この状態は非常にiPadへの負担も大きいので、普段は長時間プレイすることをふまえて「フレームレートを60fps、画質は中、そのたの設定も中」でプレイしています。
この状態でかくついたり遅延を感じたことはありません。画質を追求しなければとても快適です。
バッテリーの減りとiPad本体の熱について
試しに負荷の状態ごとにどの程度バッテリーが減少するのか測定してみました。
(個人の環境によるのであくまで参考程度にご覧ください。)
負荷「非常に高い」で10分間測定
開始から1分半で端末の中心部に熱を帯び始めます。
7分をすぎたあたりから全体的に熱が広がり、端末にかなりの負荷をかけてる感が伝わってきます。
開始時バッテリー 62% → 10分後バッテリー 48%
設定「スムーズ」で10分間測定
開始から4分すぎたあたりでiPadの背面全体がほんのりと温かいと感じます。
しかしバッテリーの減りは10分間で4%しか減少していないので、単純計算ですので勿論誤差は生じますが、大体満充電の状態から3~4時間のプレイが可能です。
開始時バッテリー 55% → 10分後バッテリー 51%
ゲーム起動時に、毎回コントローラーの設定をしないといけないのが面倒
コントローラーを使用するときは、ゲームを起動してから毎回設定でコントローラーを選択する必要があります。
3秒で終わることなんですけど、この設定が毎回保存されればいいのにな〜と思いながら操作してます笑
また、ゲーム終了後、コントローラーとの接続は繋がったままになっていますので、iPadの方からBluetoothを一旦オフにしないといけません。
【まとめ】iPadでプレイするメリットとデメリット
- 場所を選ばずにどこでも大画面でプレイできる
- 普段スマホでしかプレイしていない人は、探索の楽しさやストーリーへの没入感が倍増
- スマホでやっていると充電や容量を気にしてしまうが、iPadなら安心してプレイできる
- 端末を持ちながらプレイするのはしんどい
- iPadが120hzに対応していても120fpsでプレイをするのはやめたほうがいい
- コントローラーの設定を毎回するのが面倒
さいごに(iPad ProとiPad miniで悩んでる方へ)
おそらく原神をiPadでやるにあたって多くの人が悩むのは「iPad Pro」か、「iPad mini」かの選択だと思います。
iPad miniの方がもちろん価格も可愛いですしね。
それぞれ自分がどれに該当するのか確認した上で選択してみて頂き、もし実際に触ってみて「思ってたのと違う」ってなったとしても、Apple公式ストアなら受け取りから14日以内の返品が可能です。(Apple公式ストアで購入した場合に限る)
そのことを頭に入れた上でご検討ください。
iPad miniがオススメの人
- スマホのような操作性を求めている人
- コントローラーを持ち運びたくはない人
- 移動中に原神をプレイしたい
iPad Proがオススメの人
- 大きな画面でプレイしたい人
- 120fpsを体感してみたい人
- これ以上ないスペックのタブレットで安心感を得たい人
- iPadを持つのがはじめての人(miniは確かに優秀ですが、タブレットとしての恩恵はやはり大きめのサイズに限ります)
原神
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