【レビュー】REANIMAL(リアニマル)は協力プレイで“買い”?友達と5時間でクリアした正直な感想【ネタバレなし】

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協力プレイで遊べるホラーゲームって、探すと意外と少ないんですよね。
しかも「操作が難しすぎず、相方と最後までちゃんと遊び切れる」となると、候補はぐっと絞られます。

『REANIMAL(リアニマル)』は、あの『リトルナイトメア』1・2を手がけたTarsier Studios(タルシアー・スタジオ)の新作ホラーアドベンチャーです。

あの独特な世界観を2人で味わえると聞いて、私も発売を楽しみにしていた一本でした。

今回、私は友達からフレンドパスで招待をもらい、約5時間で協力クリアしました。

結論から先に言うと、

  • 雰囲気と遊びやすさを重視する2人には、おすすめできる一本
  • ただし、難しい謎解き・歯応えのあるアクション・濃い協力ギミックを期待すると、少し物足りない
  • クリアまで約5時間と短めなので、ボリューム重視ならセールを待つのもアリ

この記事では、実際に2人で遊んだからこそ分かった魅力と不満点を、ストーリーのネタバレなしで紹介します。
自分と相方に合いそうなゲームか、購入前の判断材料にしてもらえればうれしいです。

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目次

REANIMAL(リアニマル)とはどんなゲーム?【基本情報】

『REANIMAL(リアニマル)』は、水没して怪物に侵食された故郷の島を舞台に、男の子と女の子が力を合わせて生き延びていくホラーアドベンチャーです。

奥行きのある3D空間を、固定・演出カメラで見せていくシネマティックな作りで、敵から隠れ、逃げ、謎を解きながら島を脱出していきます。

開発は、雰囲気ホラーを作らせたら屈指のスタジオ、スウェーデンのTarsier Studios。
『リトルナイトメア』1・2を生み出したチームの新作、という肩書きが一番の注目ポイントです。

項目内容
タイトルREANIMAL(リアニマル)
ジャンル協力型サバイバルホラー・アドベンチャー(3D/ステルス)
開発Tarsier Studios(タルシアー・スタジオ)
発売元THQ Nordic
対応機種PlayStation 5 / Nintendo Switch 2 / Xbox Series X\S / PC(Steam)
発売日2026年2月13日
価格通常5,720円(税込)
プレイ人数1人/2人協力(オンライン・ローカル)
クリア時間の目安約5時間(私の場合/個人差あり)
日本語対応

遊ぶ前に押さえておきたい3つの仕様

購入前に迷いやすいポイントを、先に3つだけ整理しておきます。

  • 1人でもクリアできる
    ソロのときは、もう片方の姉弟をAIが操作します。
    「協力プレイ専用でしか遊べない」わけではありません(AI相棒の出来については後述)。
  • 相方がいるなら、協力プレイがおすすめ
    ソロでも全編遊べますが、共有カメラやフレンドパスなど、2人で恐怖を分かち合うための仕組みが大きな特徴です。フレンドパスに対応していて、1本の購入で相方を招待できます。
  • 画面は“共有”
    画面分割ではなく、2人がいつも同じ1画面を見ながら進みます。
    ここがこのゲームの一番の個性で、長所にも短所にもなります。

協力プレイで一番よかったこと:怖さを“2人で共有”できる

実際に2人で遊んでみて、このゲームの核はここだと感じました。
同じ1つの画面を一緒に見ながら進むので、お化け屋敷に2人で入るときのあの感覚がそのまま味わえるんです。

共有カメラのおかげで、2人は常に近い距離で行動します。
別方向へ大きく離れて探索することはできず、離れすぎるとゲームオーバーになってしまうことも。

実際、ある場面で私が先に進もうとして友達と離れすぎ、2人そろってやり直しになりました。
それ以来、画面内での相手の位置を確認しながら進むように。
こうした小さな失敗までがそのまま2人の思い出になるのが、共有カメラの面白さだと思います。

怖さそのものは、そこまで強烈ではありません。

ただ、その怖さや失敗を2人で分け合えるのが、ソロにはない魅力です。

相手が次にどこへ行きたいのか、動きを見て自然と察するようになる感覚も心地よくて、この“共有する体験”を目当てにするなら、REANIMALはしっかり応えてくれます。

そのほかの良かった点

不穏な世界をつくる、映像と音

まず映像。水に沈んだ建物や、霧の向こうに巨大な何かが立っている光景など、進むたびに不穏な一枚絵が現れます。全体的に暗い画面が続くのですが、単に見えにくいのではなく、光と影で「この先を見たくない」と思わせる見せ方が上手い。スクショを撮りたくなる場面がいくつもありました。

音づくりも世界を支えています。
派手に驚かせるより、静かな場面ほど水音や床のきしみが際立ち、敵が姿を見せていなくても「近くに何かいる」と感じさせられる。ヘッドホンを使うと、遠くの物音まで拾えて没入感が一段上がります。

ボイチャなしでも、最後まで遊べた

これは地味に大きな長所でした。

私たちは実際、ボイスチャットなしで最後までクリアしましたが、進行に困る場面はほとんどありませんでした。

複雑な指示を出し合わなくても、相手の動きを見れば次にすべきことが分かる作りです。

片方がスイッチの前に立てば、もう片方は次の足場へ――という具合に、役割が自然と決まっていく。
おかげで「今日ちょっとだけ一緒に」が気軽にできます。

ボイチャができない・苦手な友達とも誘い合わせやすいのは、うれしいところでした。

共有カメラは面白い、でも遊びにくさもある

このゲームを語るうえで外せないのが、2人を常に1画面に映す共有カメラです。
長所と短所が背中合わせなので、まとめて書きます。

良い面は、さきほど書いたとおり「一緒にホラーを体験している感覚」が生まれること。
どこから怪物が来るか分からない閉塞感も、この構造あってこそです。公式もこのカメラを、緊張感と閉塞感を高めるための設計だと説明しています。

一方で遊びにくさもはっきりあります。
2人はお互いの位置を常に意識しないといけないし、離れて別々に探索することはできません。

片方のミスがそのまま2人に及ぶので、誰かが慌てて走ると巻き添えになることも。COGconnectedのレビューでも、カメラがキャラクターを中央に収めるぶん、周囲の見える範囲が制限される点が指摘されています。

つまり、これが長所か短所かは求める協力プレイの形しだい
「2人で息を合わせる緊張感」を求めるなら魅力ですが、「それぞれ自由に動き回りたい」タイプには窮屈に感じるはずです。

気になった点・好みが分かれそうなところ

REANIMALは、遊びやすさと引き換えに、手応えの面ではかなりあっさりしていました。

難易度は全体的に低め

謎解きも、追いかけられる場面も、難しさは控えめです。

分かりにくいギミックで長く詰まることはなく、「このボスがどうしても倒せない」「何度もやり直した」という場面もほぼありませんでした。

リトライも軽く、テンポよく進められる反面、頭を悩ませたい人・歯応えが欲しい人には物足りないと思います。

操作は簡単。ただし固定カメラの距離感は少し慣れが要る

難易度が低いことと、操作が易しいことは別、という点だけ補足を。基本操作はシンプルで、アクションが苦手でも扱いやすいです。

ただ、奥行きのある3D空間を固定カメラで見せる都合上、足場までの距離感が最初つかみにくく、慣れるまで数回ミスをしました。ここは人によって少し戸惑うかもしれません。

“協力しないと解けない”仕掛けは薄い

協力プレイとしては、「2人でガッツリ連携しないとクリアできない」ような濃い仕掛けが少なめでした。

手軽に遊べるのは長所ですが、協力ゲームならではの達成感を期待すると、少し肩透かしかもしれません。

クリアまで約5時間。ボリュームはコンパクト

今回は友達との協力プレイで、クリアまで約5時間でした。

収集要素やシークレットエンディングはあるものの、1周目だけで長く遊べる作品ではありません。

通常価格で買うか、セールを待つかを判断するうえでは、この短さも頭に入れておくといいと思います。

ストーリーは説明を抑えた“考察型”

物語は、はっきりした説明が最後まで与えられません。

道中の風景や演出から自分で意味を読み解くタイプで、リトルナイトメアと同じ方向性です。

「筋道の通った物語が欲しい」人には向きませんが、世界観をじっくり考えるのが好きな人にはたまらない作りだと思います。

【シリーズ経験者が比較】REANIMALとリトルナイトメアの違い

私はリトルナイトメア1・2・3すべてプレイ済みなので、その目線での比較も書いておきます。

遊んでいる間、何度も「これ、リトルナイトメアだ」と感じました。
子どもの視点で巨大な怪物の世界を進む構図や、説明を抑えた物語の見せ方は、あのシリーズらしさが色濃く残っています。ファンなら安心して手に取れるはずです。

一方で、まったく同じではありません。
REANIMALは共有カメラによる協力プレイと、奥行きのある3D空間を前面に出していて、遊び心地はけっこう違います。

そして体感として、難易度と“生理的な気持ち悪さ”はリトルナイトメアの方が上でした。
REANIMALは「怖くて進めない」というより、「不穏な空気をたんたんと味わう」感覚に近いです。

比較項目REANIMALリトルナイトメアシリーズ
協力プレイローカル・オンライン対応1・2はソロ/3はオンライン協力対応
カメラ2人を同一画面に収める共有カメラ作品ごとの演出カメラ
難易度比較的低め私の体感ではREANIMALより歯応えあり
怖さの質荒廃した世界の不穏さ生理的な不気味さが強め
物語説明を抑えた考察型同じく考察型

※シリーズ各作で違いがあるため、あくまで私の体感ベースです。

こんな人に刺さる/こんな人には物足りないかも

向き・不向きをはっきり書きます。

こんな人におすすめ

  • ゲーム初心者や、ホラーが得意ではない相方と遊びたい人
    操作も謎解きも難しくないので、一緒に最後まで遊び切りやすいです。
  • リトルナイトメア系の世界観・考察が好きな人
    シリーズに通じる空気をしっかり味わえます。
  • 難しい連携より、気軽に怖さを共有したい人
    ボイチャなしでも成立するので、ゆるく誘えます。
  • 短時間でサクッとクリアできる協力ゲームを探している人
    約5時間で一区切りつきます。

こんな人には物足りないかも

  • 凝った謎解きや、歯応えのあるアクションを求める人
    難易度は全体的に控えめです。
  • 『It Takes Two』のような濃い協力ギミックを期待する人
    2人で深く連携する仕掛けは少なめです。
  • 1本を長く遊びたい人
    ボリュームはコンパクトです。
  • 自由に分かれて探索したい人
    共有カメラの都合で、別行動はできません。

なお「ホラーが苦手でも大丈夫?」という点は、少し補足が要ります。
ビクッとさせる系(ジャンプスケア)は控えめですが、グロテスクな造形や心理的な不気味さはしっかりあります(公式ストアでも暴力・ゴア・心理的ホラーの表記あり)。

驚かす怖さは弱めでも、見た目のキツさは強めなので、そこが本当に無理な人は注意してください。

買う前に知っておきたいこと

購入前の実務的なポイントをまとめます。

  • フレンドパスに対応
    片方が製品版を持っていれば、もう片方は無料のフレンドパスをダウンロードして一緒に遊べます。
    相方が未購入でも誘えるのは大きな利点です。
  • オンライン協力にはPS Plusが必要
    PS5でオンラインの2人プレイを遊ぶには、PlayStation Plusへの加入が必要です。
    (1台の本体で並んで遊ぶローカル協力なら不要)
  • 画面は“共有”で、分割ではない
    2人とも同じ1画面を見ながら進みます。
    別々の画面で自由に動きたい人は、この点を理解しておいてください。
  • ソロならAI相棒
    1人プレイではAIが相棒を操作します。
    ただしAIの出来には海外レビューでも賛否があるので、相方がいるなら2人で遊ぶのがおすすめです。
  • やり込み要素
    隠された棺桶などを集めると到達できるシークレットエンディングがあります
    (私は今回そこまでは見ていません)。

総評:私にとってREANIMALはこういう作品だった

REANIMALは、難しい謎解きや濃密な連携を楽しむ協力ゲームではありません。
私自身、歯応えやボリュームには少し物足りなさを感じました。

その一方で、美しく不穏な世界を相方と気軽に進める作品としては、よくまとまっています。
初心者や考察好きの友達と、ボイチャに縛られずに遊べるホラーを探しているなら、十分におすすめできる一本です。

反対に、手強いアクションや長く遊べる中身を求めるなら、セールを待つのも冷静な選択だと思います。

「協力プレイで遊べる、雰囲気のいいホラーを探している」
その入り口に立っている人にとって、REANIMALは有力な候補の一つ。

この記事が、あなたと相方の“買う・待つ”の判断材料になればうれしいです。

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