【一番わかりやすい】PSVR2の最新情報まとめ

2022年8月27日2022年8月28日

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2023年初頭に発売が決定したPSVR2について、現時点で判明している機能・情報をお伝えいたします。

PSVR2のスゴいところ

4Kの映像と視野角110度による臨場感の向上

スクロールできます

	PSVR	PSVR2
解像度	片目960×1080 （両目1920×1080）	片目2000×2040 （両目4000×2040）
視野角	100度	110度

PSVRではフルHDまでの対応だった解像度が、PSVR2では4K解像度に進化しました。

ちなみに、VRゴーグルで１番売れている「OculusQuest2」では片目あたり1832×1920なので両目で3K相当です。

PSVRを体験してからOculusQuest2で見た時の画像の違いは相当なものでしたので、それを上回る4Kの解像度により、ますますバーチャル世界に感動するクオリティになっていると考えられます。
（しかもフレームレートについてはPSVRと同じく120fps出ますので、4Kで120fpsの世界を味わうことができます）

また、視野角についてはPSVR、OculusQuest2では100度でしたが、110度まで広がっています。

視野角とは、ゴーグルを装着したときに首を動かさずに一度に見れる範囲のことを示した値で、これが広ければ広いほどリアルな世界のように見ることができます。

解像度・視野角の進化により、よりリアルに近い感覚を得ることができるようになっていますね。

ゲーム体験のみならず、youtubeやAmazonプライムなどで動画や映画鑑賞するときに4Kで見れるのは非常に嬉しいですね！！

軽量化やレンズの間隔調整機能搭載による快適な装着感

PSVR	PSVR2
600g	正確な重さは公開されいませんが、PSVRよりも軽量化とのこと

発表されているデザインを見る限り、PSVRと比べてすっきりとしており、バランスの取れた形状に進化していることがわかります。

そして、レンズ部分は調整ダイヤルがついており、自分の目と目の距離に合わせて調整できるようになっていたり、通風孔が設けられたことにより通気性が確保され、レンズの曇りを軽減するなど、快適さを向上するための設計が施されています。

プレイヤーの視線・瞳孔の動きを正確に把握するアイトラッキング機能搭載

トラッキング機能とは、プレイヤーの視線の動きを感知することで、視線の中心の部分ははっきりと見えるように画質を良くし、中心から離れた部分は解像度を下げることで、より現実世界に近い見え方ができるようになるというものです。

今回、PSVR2では、瞬き（ウィンク）や、瞳孔の収縮までも認識することが明らかになりました。

たとえば自分の瞬きをアバターの動きに反映させたり、プレイヤーが感じた恐怖などの感情を瞳孔から感じ取り、利用することもできるようになりそうです。

また、視線の動きのみでアイテムを選択したり、シューティングゲームでは照準を合わせたりするなど、ゲームの操作すらできるようになります。

アイトラッキングに対応したVRゴーグルは、産業用VRでは採用されていましたが、コンシューマー向けのゴーグルで提供されるのはPSVR2が初めてなので非常に楽しみです。

ゲーム内の体験をリアルに感じられるフィードバック機能

PS4やPS5、Switchなどの家庭用ゲーム機器では、コントローラーが振動しますよね。

それと同じくPSVR2ではゲームプレイに応じた振動を、モーターの搭載されたヘッドバンドと、コントローラーから感じることができるようになりました。

たとえばキャラクターの脈拍の上昇や、頭の近くを物体が通過する際の衝撃、スピードを上げて進む車両の推進力などをリアルに感じられるようになっているとのことです。

視覚だけでなく触覚も加わったVR体験が楽しみで仕方ないです！！

頭の位置や動きによって変化するダイナミックな3Dオーディオ

プレイヤーの位置や向きに応じてリアルに変化する3Dオーディオ技術が用いられています。

これによりキャラクターが耳元で囁く声を聞いたり、銃声や足音で敵味方を区別したりと、ゲーム内で奥行きを感じられること間違いなしでしょう。

感覚としては、おそらくPS5の純正ヘッドセットである「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」のような体験が得られると考えていいかと思います。

VRな上に音が3Dとなるともう、没入感半端なさそうです笑

ケーブル一本で簡単ラクラク接続

	PSVR	PSVR2
ケーブル本数	3本	1本

PSVRでは、本体とは別にプロセッサという機械が付属されていて、それとゴーグル・PS4を繋いだり、コンセントに繋いだりと、とにかく準備するのが面倒でしたが、PSVR2では、PS5本体の全面にあるUSB端子にケーブル1本で繋ぐだけで接続できるようになりました。

欲を言えばOculusQuest2のように無線がよかったですが笑、手軽にゴーグルを利用できるのはかなりのプラスポイントです。

自然と手にフィットし、直感的な操作ができるコントローラー

PSVRでは棒状のコントローラーでしたが、PSVR2のコントローラーの形は円形のオーブ型で、より手にフィットするような形になっています。

さらにPS5のコントローラーと同じ「アダプティブトリガー・ハプティックフィードバック」が搭載されています。

これはLRトリガーの荷重が変化する機能のことで、L2/R2ボタンを押し込んだ際に抵抗を感じられるようになっています。

プレイヤーは岩石が横たわる砂漠の横断、近接攻撃で拳を交わし合う感触などをコントローラーを通して感じられるようになりました。

さらにコントローラーのボタンを押さなくても、特定の場所に触れるだけで認識する「フィンガータッチ機能」が搭載されます。（親指、人差し指、中指が置かれる3箇所に搭載）

これにより、今プレイヤーがボールを掴んだのか、投げたのか、ピースサインをしているのかなどが認識でき、ゲームプレイ中、自然なジェスチャーによる操作が可能となりました。

PSVR2を装着しながらでも、外側についたカメラにより周りの様子を確認することができる

PSVR2では、ヘッドセットを装着した状態で周囲の環境が確認できる「シースルービュー」が搭載されました。

PSVRでは周りを確認したくなった時や、コントローラーを探したりする時に、いちいちヘッドセットを外さないといけなくて、これが何気に面倒だったのですが、PSVR2ではヘッドセット正面に埋め込まれたカメラによりバーチャル空間の映像と、リアルの映像との切り替えができるようになりました。

技術仕様

PSVR2ヘッドセット

ディスプレイ	有機EL
解像度	片目あたり2000×2040
リフレッシュレート	90Hz、120Hz
レンズ間距離	調整可能
視野角	約110度
センサー	・モーションセンサー： 6軸検出システム（3軸ジャイロ・3軸加速度）・装着センサー： IR近接センサー
カメラ	・トラッキングカメラ×4 （VRヘッドセット、VRコントローラートラッキング用）・IRカメラ×2 （視線トラッキング用）
フィードバック	ヘッドセットに振動機能搭載
PS5との接続	USB Type-C
オーディオ	・入力：内蔵マイク・出力：ステレオヘッドホン端子

PSVR2 Senseコントローラー

搭載ボタン	[右] PSボタン、オプションボタン、アクションボタン（○ボタン/×ボタン）、R1ボタン、R2ボタン、右スティック/R3ボタン [左] PSボタン、クリエイトボタン、アクションボタン（△ボタン/☐ボタン）、L1ボタン、L2ボタン、左スティック/L3ボタン
トラッキング	・モーションセンサー： 6軸検出システム（3軸ジャイロ・3軸加速度）・静電容量式センサー：指検知・IR LED：ポジショントラッキング
フィードバック	・トリガーエフェクト（R2/L2ボタン）・ハプティックフィードバック（各コントローラーにつき1つのアクチュエーターを搭載）
端子	USB Type-C端子
通信	Bluetooth Ver5.1
電池	内蔵型リチウムイオン充電池