⑥ 山に抱かれて
アーロイが目を覚ましたのは、長老しか入れない「大いなる母」の中。
そこでカルト集団が耳に着けていたフォーカスを手に入れていたアーロイは、なぜ襲撃者に狙われたのか突き止めようとします。
フォーカスに映っていたのは、オーリンの視点で見たアーロイと、アーロイそっくりの、髪の短い女性。
カルト集団が「赤髪(アーロイ)を殺せ!」と発していたのは、彼女に似ているからなのだろうかと考えていた時、長老ティルサが現れ、アーロイが生まれた場所に案内されます。
さっきフォーカスで見た女性が自分の母なのか、とティルサに聞くと「そなたは人から生まれたのではない」と言われます。
ティルサは、大いなる母の中の扉の奥から赤子の鳴き声がして、見に来たらアーロイがいたのだ、アーロイは「大いなる母からの贈り物」なんだと話しました。
アーロイが奥のハッチの前に立つと「IDをスキャンします。エラー、アルファ・レジストリの破損、IDの確認に失敗しました。入室拒否」という機械音声が流れます。
ティルサはその機械の音声を「女神のお告げ」だととらえます。
大いなる母は、アーロイに託した運命があるのだろうと。
そして世界の謎と自分の謎を解き明かすために、ティルサはアーロイが外の世界に出られるように、ノラ族の「天命の使者(大いなる目的のために旅をする使者)」に任命し、ノラ族の地を出て、旅をすることになります。
手がかりとなるのは試練の前夜にいたオーリン。
襲撃者はオーリンからアーロイの情報を得ていたからです。
⑦ 門前の使者
アーロイが天命の使者だいうことに反発する義勇団長代役のレッシュが外の地へ出る門を開けるのを阻みます。
するとそこに、大量の機械獣が襲撃。
アーロイはその襲撃での戦闘を通して、機械を操る方法を会得します。
⑧ 義勇団長の行方
長老ティルサより、都に行く前に会えと言われた「ヴァール」という男から、試練の襲撃者を追うことを諦めなかった義勇団長ソナの行方がわからなくなっているという話を聞きます。
腕の立つ戦士であり、ヴァールの母である義勇団長ソナの行方を追うことに。
そして彼女の痕跡を探していると、背後からソルトゥースに襲われそうに。
そこをソナに助けられ、彼女と合流し、ソナについていくことになります。
⑨ ノラ族の敵討ち
ソナとヴァールの協力で、試練を襲った一団が「悪魔の悲しみ」という場所を根城にしていることがわかり、無事にアーロイたちは敵討ちを果たします。
ソナはアーロイの実力を認め、「ロストのおかげだな」と口にする。
ロストを知っているのなら、ロストが異端者となった理由を教えてほしいと言いますが、その理由は長老ティルサしか知らないと言われるのでした。
⑩ 太陽の街
試練の前夜に出会ったオーリンの足取りを追って太陽の街「メリディアン」を訪れます。
(襲撃者はオーリンのフォーカスを通じてアーロイを発見し、狙ってきたことから、オーリンが何か情報を持っていると考えたわけです)
真相を暴くには、オーリンを探し出して、なぜ私を狙うのか、自分に似た短髪の女性のこと、襲撃者のこと、フォーカスのことを聞かなければなりません。
メリディアンに到着すると、試練前夜にオーリンと一緒にいたエレンドという護衛隊の男と再会します。
エレンドと共にオーリンの家に行くと、そこはもぬけの殻になっていました。
調べてみると、襲撃者はオーリンのフォーカスを通じてアーロイを狙ってきたこと、また、オーリンは妻と子どもを人質にとられ、襲撃者の命令に従わされていたことが判明します。